本書は有名なビジネス本です、滝本哲史著「読書は格闘技」ではベストセラーになった「もしドラ」と比べられていました。
あらすじ
小説形式の書籍になっていて、主人公は新任工場長。彼が工場長になってから工場は赤字続きで、ある日、副部長から工場を閉鎖する旨を伝えられます。
主人公は過去にお世話になった大学教授のアドバイスをもらいながら、工場の成績を上げていくっていうお話です。
評価指針に惑わされず、目標のためだけに工夫せよ!
本書の中で主人公たちが利用する主要な考え方が下記です。
1.ボトルネックをみつける。
2.ボトルネックを活用する方法を考える。
3.2のために他のすべてを調整する。
これは、言われてみれば当たり前のような考え方ですけど、実際に本書では具体的なトラブルとそれに対する効果的な解決策が出てきて、見事に立ち回るのですがこれがわりと爽快。主人公が生活から問題の解決方法を見つけるシーンなどもあって、この思考を読むのも面白かったです。
ちょっと元気がでる本でした。